二代目社長は失敗する!?二代目社長がやりがちな失敗と失敗しないために気を付けたいこと
会社を引き継いだけど、上手くいかないと感じていませんか?反対に、会社を継ぐことが分かっていて気を緩めていないでしょうか。うっかりしていると、二代目社長として失敗するかもしれません。
会社経営について勉強をしなかったり周りの目ばかりを気にしていては、上手く会社を運営できません。二代目社長として、やりがちな失敗は避けたいですよね。
そこでこの記事では、二代目社長がやりがちな失敗と、失敗しないために気を付けてほしいことを徹底解説!二代目社長に必ず読んでほしい記事です。
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二代目社長がやりがちな失敗
二代目社長がやりがちな失敗は、何だと思いますか? まず、経営についてしっかり勉強をしていないと従業員に軽蔑されてしまいます。仕事もできないのに実力があると勘違いするワンマン社長も、嫌ですよね。
反対に、前代社長の顔色をうかがったり周りと比べて自己否定してしまうのも、考えものです。消極的になってしまっては、リーダーシップを発揮できず従業員を不安にさせてしまいます。それでは、二代目社長がやりがちな失敗をくわしく見ていきましょう。
会社を継ぐのを待つだけで勉強しない
すでに会社を継ぐことが決まっていて、就職活動をする理由もなく勉強をしないで怠けていませんか?会社を継ぐのを待つだけで勉強をしないと、継いだ後に痛い目に合います。
今まで何もしてこなかったために経営の仕方もわからず、最悪の場合は倒産してしまうかもしれません。将来二代目社長になることが決まっていても、就職して会社員として下積みをしたり、経営のための勉強を欠かさないようにしましょう。
実力があると勘違いしワンマンになる
社長になったからといって、実力があるわけではありません。実力で社長に就任したのなら別ですが、親族から継いだのなら実力とは言えませんよね。二代目社長のなかには、実力があると勘違いしてワンマンになりがち。誰も注意してくれずアドバイスもなく、好きなように振舞ってしまうことがあります。
本人が気が付かないうちに、周りは離れていってしまうでしょう。周りに人がいなくなると修復が難しいので、そうならないためにワンマンにならないよう気を付けましょう。
先代社長の顔色をうかがい何もできない
ワンマンなのも困りますが、先代社長の顔色をうかがって何もできないのも問題です。社長として、胸を張ってください。
先代社長と自分を比べてしまうこともあるかもしれません。でも、先代社長のやり方をすべて引き継ぐ必要はありません。二代目には二代目の、理想を求めてもよいのではないでしょうか。
先代社長が培ってきたものを土台として、二代目社長の色を出していってくださいね。
先代社長と自分を比べて自己否定をする
先代社長の顔色をうかがってしまう方のなかには、自分と比べて自己否定してしまう方もいます。先代社長と比べて足りない部分を補うために、勉強するのは構いません。前向きな比較はどんどん行ったほうがよいでしょう。
問題なのは、「自分なんてダメだ」と自分を下げてしまうこと。自己否定してしまっては、新しいアイデアも前向きな目標も生まれません。それに、心を病んでしまいます。
二代目社長として失敗しないために
二代目社長として、失敗したくないですよね。失敗しないために、誰よりも努力をして勉強しましょう。社長として、経営だけではなく仕事も学び会社を発展させてください。仕事だけが経営のすべてではありません。
人付き合いも大切にして、人間同士のお付き合いをしてください。仕事以外で得られるものは、たくさんありますよ。また、先代社長が積み上げてきた、会社の歴史も大切です。
それでは、二代目社長として失敗しないために、実行したいことを詳しく解説していきます。
誰よりも努力する
二代目社長は、どうしても周りの目が厳しくなりがちです。先代社長と比べられることもあるでしょうし、自分自身も頑張らなければと焦ります。二代目社長として失敗しないために、誰よりも勉強をして努力しましょう。
経営に関する本はたくさんありますし、経営者仲間を探すのも有効です。経営者として同じ目線で会話ができれば、経営するためにやるべきことが見えてくるはずです。二代目社長だからといって、従業員が心配するかもしれません。
しかし、一生懸命努力をする姿を見せれば、ついてきてくれますよ。
人付き合いを大切にする
努力をして一生懸命仕事をするのは、とても素晴らしいことです。しかし、人付き合いも大切にしましょう。従業員や経営者仲間に、遊びに誘われることもあるかもしれません。
そんなときにプライベートは時間を共有したくないと断ると、人間関係が上手くいかなくなる可能性もあります。毎回誘いに乗る必要はありませんし人付き合いが苦手かもしれません。でも、たまには誘いに乗ってよい人間関係を築いてくださいね。
会社の歴史を大切にする
先代社長の仕事の仕方や人柄が、従業員から支持されていることもありますよね。二代目社長に代わると、従業員は変化に不安を覚えます。今までやってきた仕事のやり方や昔から継続して行ってきた事業など、歴史がある会社ならなおさらです。
二代目社長に就任したとたん、ガラッと変えてしまっては歴史を大切にしないと思われてもおかしくありません。今までやってきた事業や仕事の進め方など、会社の歴史を大切にしながら改革していきましょう。
リーダーシップを発揮する
頼りにならない社長ほど、信用できないですよね。二代目社長に就任したら、しっかりリーダーシップを発揮しましょう。ワンマンになるのは困りますが、従業員の声に耳を傾けて引っ張っていってください。
責任が生じる場面では前面に出て、従業員を守ってください。社長自ら、率先して仕事をする姿を見せていきましょう。リーダーシップを発揮できれば、先代と比べられることなく社長として認めてもらえますよ。
二代目社長として悩んだらプロに相談するのも◎
自分自身が上手くできているのか、自分ではわかりませんよね。周りに指摘してくれる人がいないなら、プロに相談するのがおすすめです。プロならさまざまな実績をもとに、二代目社長に向けたアドバイスをしてくれるでしょう。
会社の従業員ではないからこそ、正直な意見をくれますよ。また、経営など技術的な面だけではなく、メンタルの部分も支えてくれます。誰かに話を聞いてくれるだけで、悩みを解決できます。
まとめ
この記事では、二代目社長がやりがちな失敗を紹介しました。また、失敗しないためにやってほしいことを解説しました。
二代目社長は、どうしても先代社長と比べられてしまいます。ワガママになりすぎてワンマンになってはいけませんし、反対に消極的になっても上手くいきません。
これから会社を盛り上げていきたい二代目社長は、ぜひこの記事を参考にして上手に経営してくださいね。